チャンピオンシップに思うこと(長文!)

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本当は勝ってからこの記事を書きたかったです。
負けてからだと負け犬の遠吠えにしかならないから。
でも、1日経っても傷が癒えないので書きます。
今年のチャンピオンシップについて。僕も含めて浦和レッズのサポーターが多く不満をぶちまけているのに対して、
「今更そんな文句言うな」
という声もありますが、今更ではありません。浦和レッズは2ステージ制の話が上がった最初から、そして最終決定される最後の最後まで反対していました。
まあそういう前提で読んでくださいませ。
鹿島サポーターの方も多分気分を害さないと思うのでできれば最後まで読んでください!

1.鹿島が優勝したこと
鹿島がルールに則って優勝しました。間違いないです。選手もサポーターも全く悪くないです。
むしろ全てのサッカー関係者に優勝したことを認めてもらえないことはかわいそうですらあります。
石井監督の「年間の勝ち点がどうあれ」とか小笠原選手の「ルールはルールなので」とか昌子選手の「複雑な優勝」というような前置きを言わなければいけないケチがついた優勝というのはどんな価値があるのでしょうか?
鹿島のサポーターだって、他チームのサポーターが後ろ指差すのをいちいち「いや、そういうルールなんだから」って説明しなきゃいけない。言い訳つきの優勝ってなんなんでしょう。
2016年は心の底から喜んだチームがどこにもいないということです。
去年だって年間1位の広島が優勝できたけど、佐藤寿人は喜びを爆発させたというより「ほっとした」と言っていました。
そりゃあそうでしょう。年間1位のチームは1位の座から落ちるリスクしかないのです。
勝ったら永久王座とかそういう見返りはないのです。
ともかくJリーグはそういう1年の苦労が報われる喜びを全ての日本のサッカーファンから奪ったのです。
世の中にとんでもない大金持ちっているじゃないですか。僕がそういう人間だったら優秀な弁護士揃えてJリーグを訴えます。敗訴覚悟で一石を投じるために。責任ある人に罪を感じてもらうために。

2.鹿島のノーリスク/ハイリターンと浦和のハイリスク/ノーリターン
話がそれますが、僕は投資を少ししています。株や投資信託や債券というのはハイリスクのものはハイリターン、ローリスクのものはローリターンです。世の中そういうもんです。
でもこのCSは違います。
先にも書いたけど、年間1位のチームはリスクしかありません。ローどころか「ノー」リターンです。3位のチームはリスクゼロ。ローリスクですらない。例えばもし3位のチームが1位のチームに負けたら、重要な選手(小笠原)を一人取られちゃうとか、来年度は勝ち点マイナス15からのスタートとかそれくらいのリスクを負わせなきゃバランスが取れないでしょう。

3.アウェーゴールの意味
良いことだとは思わなけど、ヨーロッパや南米のサッカーは狂気に近いくらいの熱狂度。暴力を目的にスタジアムに来る輩もいるくらいで殺気がハンパない。そんな環境でアウェイゴールを決めた日にはもしかしたら狂ったやつに襲われちゃうかもしれない。まあ実際には最近はそこまでひどくないだろうけど、アウェイチームが勝っちゃうと暴動につながるかもしれないくらいの熱狂度なわけです。だからアウェイチームが点を取るのは大変なことなので、価値があるとされていると理解しています。
日本はどうですか?そりゃあ浦和は多少熱いかもしれないけど殺気はないでしょう。埼スタの雰囲気がどうこうってアウェイチームの人が言ってくれることもあるけど、むしろお客さんがたくさん入ったスタジアムでプレーできて嬉しいくらいなんじゃないでしょうか。
そんな日本のサッカーでアウェイゴールに価値を置きますか?これは単にアウェイチームを有利にしてるだけでしょう。今年のCSの3試合はすべてホームチームが負けたのは、ちょっと日本人のメンタルがどうなんだ?と思うところもあるけど、アウェイゴール制度がアウェイチームに勢いをつけていることは間違いないと思う。
そして今回のCSはそのアウェイゴールを鹿島が浦和より多く取ったからという理由で鹿島がチャンピオンになりました。そこがまた納得できない大きな理由の一つでしょう。
浦和が負けたと言われてますが、負けてないです。1勝1敗。得失点差も同じ。ただ決めたゴールが埼玉県にあったか茨城県にあったかということだけで優勝が決まったのです。
これならPKの方がまだマシ。もちろん年間チャンピオンがPKで決まったらそれはそれで文句言うけど(笑)
はい。分かってます。最初からそういうルールでした。だから今更言っても負け犬の遠吠えです。
でも2016年のチャンピオンは埼玉県で多くゴールを取ったという理由で鹿島に決まったということは事実です。

4.浦和レッズの不甲斐なさ
ここらでレッズの不甲斐なさについて触れないと、いよいよただの負け犬の遠吠えになるのでこれについても書きましょう。
ズバリだらしない。勝ち点15も差をつけた相手だというならしっかり2勝しろ。ここ数年サポーターを悲しませたという自覚があるなら5万人のサポーターの応援を力に変えて勝て。ビビって負ける。しかも2点も取られて。
あれだけ勝ち負けよりも内容にこだわると言っていた監督の最後の最後のサッカーはなんだ?
自分のサッカーを貫いて散ったのか?
あと・・。これはあまりにショックな敗戦の翌日だからちょっと冷静になれてないかもしれないけど、
やっぱり元広島が多すぎるのは嫌です。
一人一人に罪はないけど、やっぱりサンフレッズと揶揄されるのは嫌です。
本当に一人一人は好きだけど、ミシャ、柏木、西川、森脇、槙野、李、石原。これらの人を毎年一人か二人ずつチームから出して欲しい。そして当面はどんなに良い選手でも広島からは取らないでほしい。正直ほとんどの選手はよくやってるし、重要な選手だと思う。でもやっぱり特定のチームからこんなに多くの選手を取るのは違和感がある。
アウェイゴールが多かっただけで3位のチームが年間チャンピオンになるほどの違和感じゃないけど(笑)

5.サッカー関係者の不甲斐なさ
この制度に異を唱えたサッカー関係者がどれくらいいたでしょうか。心の底ではおかしいと思っていても立場的に発言できないということもあるんだと思います。そういう人をヘタレというのだと思いますが。
もちろん辛口評論家のセルジオ越後さんは自分に素直なのでガンガン文句を言ってました。
木村和司さんが中継の最後に「この決め方はどうかと思う」と力なくつぶやいていた時は、この人に一生ついていこうと思いました(笑)
福西さんがその後サラリーマン的にバランスをとった発言をした時は、木村さんより若いのに心は老けたおっさんみたいだなとがっかりしました。
福西さんをはじめとして世のサッカー解説者は、言うまでもなく僕よりサッカーうまいし、僕よりサッカーを愛してると思う。だからこの制度の矛盾を僕以上に感じているはずなのにそれを言わない。まあ仕事が無くなっちゃうかもしれないというのもわかるけど・・・本当にサッカーのためを思うならもっとこの罪を追及するべきだと思う。
また、喜んでいるサポーターのことを考えるとなかなか難しいと思うけど、この制度を決めた責任を追及できるのは鹿島だと思いますよ。浦和がいくら言っても負け犬の遠吠えなので。鹿島が勝った上で、これはおかしい。責任者出てこいというのが一番効果があるんだけどな。難しいでしょうけどね。

マスコミは下剋上とか面白おかしく報道してそれで良いのかと。
あれだけCSの1戦目の家本主審のPK判定は叩いたのに、この制度は叩けないマスコミ。家本審判は世間で「叩いていい審判」とされているから叩くんですね。この1週間マスコミは全般的にクソでした。すべての記事を見ていないので、もし家本さんを擁護していたり、CS制度について真っ向から否定的な記事を今週報道していたマスコミがあれば教えてください。一生ついていきます(笑)
ちなみに僕は1戦目のPKは厳しい判定であるものの全くの誤審とは思わないです。普通に後ろからぶつかってますから。あんなんで倒れるから世界で戦えないという意見も見ましたが、世界のほとんどのトッププレイヤーがあのシーンではPKをもらいにいくと思う。そして多くの海外の審判は流すとも思うし、場合によってはシミュレーションで倒れたFWがカードをもらうかもしれない。
でも中にはPKを取る審判がいると思う。そしてそれは審判のクセに左右されるものだから、当然家本審判のクセを知っているFWだったらあのシーンではほぼ倒れると思います。鹿島のDFが甘ちゃんだったと思う。あ、でも全体的には鹿島よりも浦和の方が甘ちゃんです。もちろん。
後、槙野のPKはもちろんPKですね。ヨーロッパだろうと南米だろうと。レッドカードだろという意見も見ましたが、さすがにこれ以上レッズをいじめないでください(笑)

6.まとめ
最近ろくにブログを書いてなかったけど、今回は思ったより傷が深かったんです。でもこうやって文章にして少しすっきりしました。京都から埼スタに遠征しなくて本当に良かったと思いました。(ちなみにルヴァンカップ決勝は行きました。泣きました。)CWCのチケットも買っておかなくて良かったと思いました。
それでも、僕は鹿島というチームが最近は何故かあんまり嫌いじゃないのでCWCは応援しようと思います。
(昔は大嫌いだった・・・)
特に小笠原が大好きなのです。まずありえませんが、本当にレッズに来て欲しい。阿部ちゃんはちょっと優しすぎる。ああいう厳しさを持って寡黙にサッカーに向かい合う人が大好き。後半に小笠原が交代になった時には勝った!と思ったのに・・・。交代を告げられた時の小笠原の表情がカッコよすぎました。
ああいう選手を集めましょうよ(もちろん自前で育てても良し)。那須みたいなね。ああいう熱い人。陽気な人じゃなくて。

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コメント(5)

こんにちは。
読ませていただきました

①。(彼らの前置きはいつものことなんです)

石井監督の「年間の勝ち点がどうあれ」とか小笠原選手の「ルールはルールなので」とか昌子選手の「複雑な優勝」・・・・>意味合いについて私が勝手に思うこと。

これは
要するに他人がケチをつけることについて、どうこう思ったり、それについて言いたい
のではなく
彼らのいつもの言い方の気がします。(石井監督は、どうか?知らん。ドミノさんの書いている通りの気がする。)

チームとしては、鹿島はいつも、全試合全勝 完全優勝狙い、すべてのタイトル狙い
スタメンの大部分の選手は全試合のフルタイム出場を狙って口にしているいるチーム(個人)。

第1ステージ優勝,第2ステージ優勝,年間勝ち点1位とって
CSでの2試合での優勝の完全優勝できなくて悔しい、そこをやり残したぞ!残念。
ということでしょう。
(それだけ、個々ができる目標として取り組んだ1年であったのでしょう。だからそれをまず前置きで言う。)

例 ヤマザキ優勝だけのとき(昨年)
  ヤマザキ優勝よかったですねと聞かれると、すでに敗退して天皇杯とかJとか
  とれなかっただの前置きを言う。

②指摘以外のこと

試合の年間スケジュールにもメスを入れてほしいです。
代表の試合とかACLとか日程の関係で、チームによっては
どうしても不利な試合が出ると公平でないですよね。
それも込みでチーム力ですが鹿島が第1ステージとれたのも
ACL込みの前半の試合スケジュールもあったかも?なかったかも?。


あと
前置きについては

彼らは目標としていただけに
年間勝ち点1位について、いかに難しいことかわかっているのでしょう。
それなのに、年間優勝をルール通りいただいてしまった。
だから言わないわけにはいかない。

のような複雑な気持ちも、純粋にあるんでしょう。

これを言うことにより2度とこんなルールに戻らない方向に
改善されるかもしてないし。

かしまっこさん
コメントありがとうございます。まさかの鹿島サポーターの方からのコメントで嬉しいです。
小笠原選手たちのコメントが鹿島サポーターにとっては「いつものこと」というように感じるというのは私にはない視点でした。これに関してはどう考えてもかしまっこさんの方が鹿島をよく知っているのでかしまっこさんの意見が正しいんだと思います。
あと今日色々鹿島サポーターの方のブログを読ませてもらいましたが、思いの外みなさん心の底から喜んでますね。
私が決めつけで「言い訳つきの優勝」は鹿島にとってかわいそうだと書きましたが、
案外そうでもないようで、そういう決めつけは良くなかったかなと思ってます。
もちろん私が読んだ鹿島サポーターのブログが鹿島サポーターのすべての意見ではないと思いますが。

かしまっこさんのニュアンスからは、勝った時くらい素直に喜んでほしいという思いが伝わりましたが、僕にとっては
「チームとしては、鹿島はいつも、全試合全勝 完全優勝狙い、すべてのタイトル狙い
スタメンの大部分の選手は全試合のフルタイム出場を狙って口にしているいるチーム(個人)。」
という鹿島のメンタリティが羨ましいです。
ウチはしょっちゅう浮かれちゃうので(笑)

浦和ファンの方の色々と詰まった思い読ませていただきました。今年はやっぱり色んな意見が出ますね。

少しだけコメントさせていただくと、今年一番違和感があるのが、3位、3位とか、勝ち点59、59と書かれまくってることです。
あくまで今年は2ステージであり、鹿島は1st王者として参加しました。3位ででたのではありません。

それと鹿島が1st落としてたり、今年が1ステージ制だったら状況が違うので全チーム現在と同じ勝ち点には絶対なってません。
仮想のルールで現在の勝ち点を当てはめた議論が全くもっておかしいと思ってます。
一番悪いのは仕事なのに正しく書けないマスコミだと思いますけど。

それとファンが喜んでるのは事実だとおもいます。
鹿島ファンも皆すっきり優勝したかったですし、色々と言われるのには嫌な気分してます。

ただ、鹿島はクラブもファンもタイトル至上主義なんですよね。タイトルこそが全て、二位は負けと言う哲学が浸透していて、それで積み上げてきたチームなので他のサポーターより抵抗小さいかもしれません。

長くなりましたが、勝ち点74は素直にすごいですし、うらやましいです。
それを積み上げた事実は誇っていいと思います。

おっしゃる通りですね。今週は私も色々な意見を読んで気が付きました。やはりチャンピオンシップを開催するにもかかわらず「年間勝ち点」というのを持ち出してるからおかしいのだと思います。以前のCSのように1st対2ndの時はそんなに違和感なかったですし。
タイトル至上主義。素敵です。しかもタイトル取ったのに謙虚な姿勢が次のタイトルを呼ぶのでしょうね。相手も必死なんだからとことん結果に拘らなきゃ勝てるわけないですよね。
・・・と、ここまで書いたところで鹿島が追いつきました(vsオークランドシティ)。やっぱり羨ましい・・・。

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