2009年ギリシャ旅行のブログ記事

トルコ航空

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トルコのアタチュルク国際空港の朝陽
トルコのアタチュルク国際空港の朝陽
今年の年末の休みは7連休で短めだったので、海外には行かないつもりだったけど、やっぱり我慢できずに11月下旬頃から格安航空券を探し始めてました。
特に行き先は絞らずに、行ったことがないところなら良いかと。
チャイナエアラインで10万円ちょいでパリinミラノoutというチケットもあったけど、到着日が29日の夕方、出発日が3日の午前中ということで、実質4日しか滞在できない。しかもパリからミラノへの移動もある。
安さは魅力的だったけど、結局仕事納めの28日深夜に出発できるトルコ航空の15万円+燃油サーチャージ等で約3万で手を打った。

行き先はギリシャ!何故ギリシャか。会社の人にも理由を聞かれたけど、特に理由無し。強いて言えば、やっぱり行ったことがないから。

関空の深夜便はとっても便利。会社を18時30分に出て京都駅を19時過ぎに出るはるかに乗れば充分間に合います。

トルコ航空は初めて利用したけど、もしかしたらあんまり良くないかもしれない。「かもしれない」と書いたのは、僕たちは被害がなかったんだけど、ちょっとしたトラブルを何回か見かけたから。

1回目はアテネに到着して、トルコ航空のカウンターでリコンファームをしていた時のこと。
カウンターの列に並んで、いよいよ僕の順番というときに、40代くらいのラテン系のおばちゃんがカウンターに怒鳴り込んで来た。
聞けば2日前に無くなった荷物がまだ見つからないらしい。英語が母国語ではないらしく、分かりやすい単語だけで話していたので聞き取れたんだけど、おばちゃん曰く
「私の人生の全てがつまったカバン」
だったらしい。まあ、それはさすがにおおげさな表現だとは思うけど、とにかく荷物が見つからないのは可哀想だ。その剣幕も理解できる。

ところが、カウンターのお姉さんは、全く何事もなかったかのように僕を見て
「次の方どーぞー」
と言ってのけた。え?このおばちゃん、血管切れそうですけどほっといて良いんですか・・・?

たどたどしい英語で僕がリコンファームをお願いすると、その隣で僕の声を何十倍も上回る、というか空港中に響き渡るくらいの大声でおばちゃんが怒鳴り散らしている。
涼しい顔で仕事を進めるお姉さん。モニターを見ながらキーボードを叩く。
怒りの頂点に達したおばちゃんは、カウンター越しに手を伸ばしてお姉さんのキーボードをめちゃくちゃに叩き始めた。
するとようやくお姉さんはおばちゃんの方を見て(というか睨んで)、おばちゃんの手を払いのけて
「エクスキューズミー!」
と言い返した。
・・・多分、このおばちゃんは何回もここに来てるんだと思う。お姉さんも既になんらかの回答をした後だったので、こんな冷たい対応をしているんだと思うけど、それにしても酷すぎる。もし僕の荷物が無くなった時に航空会社の係員がこんな態度をとったら、そりゃあ僕だって怒る。このおばちゃん程じゃないにしろ絶対怒る。

おばちゃんがキーボードを叩いたせいで、僕たちの予約がおかしくなっちゃってないか不安だったけど、何もなかったかのようにお姉さんは
「リコンファーム完了です。当日は17時30分に空港に来て下さい」
と告げた。リコンファームは初めてだったので、目的を達成した安堵感とこのドタバタでホントにちゃんと処理できているのかというもやもやした不安が残った。
・・・そもそもリコンファームが必要という時点で面倒くさい。
予約して、お金払って、チケット発券してるんだから乗るに決まってるでしょ。なんで再確認が必要なのよ・・・。

2回目は帰りの関空行きの飛行機でのこと。
僕の後ろの席の人の席の番号がダブっていたらしい。同じ席番号に二人。
二人とも同じツアーのお客さんだったらしく添乗員がキャビンアテンダントに文句を言うと、流暢な日本語を話すトルコ人の男性が言った。
「今日は満席じゃないから問題ありません」
いやまあそうなんだろうけど、そもそも席番号がダブることは問題なのでは。
満席だったらどうするんでしょ。

ロストバゲージもダブルブッキング?もなんとなく聞いたことあるけど、今までそんな被害にあった人を見たことがなかったから、1回の旅行で2回も目撃しちゃうとちょっと良くないのかも?って思っちゃったわけです。

あ、あと日本語対応の映画が凄く少ないです。ルーキーズが見れたのは良かったけど、結局見たのはこれ1本。映画ランキングサイトCHANNELCINEMA.COMの管理人としてはこれは由々しき問題ですな(笑)

アテネ到着

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イスタンブールを経由してアテネに到着したのは朝の9時30分。
荷物もすぐに出て来て、帰りの便のリコンファームの手続きをしてもまだ10時30分だった。
空港からアテネの街までは地下鉄やバスで1時間弱。
安いのはバスです。一人3.2ユーロ。
ということでバスで街に向かう。バスが着くのは街の中心地であるシンタグマ広場。そこから歩いて10分弱で予約したASTOR HOTELへ。
想像してたよりも、ホテルの入口が汚かったけど、中はキレイ。
まだお昼前だったのでチェックインできないかと思ったけど、部屋に通してもらえた。
フロントマンに
「エフハリスト!(ありがとう)」
って言うと、二人のフロントマンはなにやらごそごそ相談してから
「アリガトー!」
と返してくれた。
多分「日本語でありがとうって何て言うんだっけ?」って相談したんだろうね。
ちょっといい気持ち。

狭いエレベーターでおじちゃんと一緒になった。キプロス島(サイプロスって発音してた)から来たらしい。あとで知ったけどキプロスって南北で国が分断されていて複雑な状況みたい。ギリシャとトルコが奪い合ってる感じ。おじちゃんはギリシャ系の住民なんだろうか。

関空を出てから19時間くらい経っていたので、ちょっと疲れていたけど少し休んで早速アテネの街に出た。
とりあえず国立考古学博物館を目指しながらブラブラ歩く。久しぶりにヨーロッパの雰囲気。国の首都であることを考えると、洗練されているというよりはちょっと田舎な雰囲気を感じる。首都なんだけど田舎っぽいという点では、ポルトガルのリスボンに近いかな?

オレンジの樹がたくさんあります
街にはオレンジの樹がたくさんあります
ギリシャの門松みたいなものかな?
ギリシャの門松みたいなものかな?
クルーリというパンがよく売られてます
クルーリというパンがよく売られてます
焼き栗もよく売られてます
焼き栗もよく売られてます

ホテルから10分くらいで中央市場に到着。市場はその国の台所事情が見えるから楽しいですね。入ると、まずは肉屋ゾーン。皮をはがされた羊やらウサギやらがぶらぶらぶら下がってる。エプロンを血で染めた親父さんが客を呼び込む。
「なんとかかんとかパラカロー!」
パラカローというのはプリーズと同じ意味ですね。よく耳に飛び込んできます。
イタリアでもスペインでもそうだけど、こういうほぼ原型をとどめた動物の肉が売られているのを見ると、やっぱりこの人達は狩猟民族なんだなーって思います。
農耕民族の僕にはちょっと刺激が強め。

市場の中には食事が出来るお店もあって、ビデオで撮影しているとお店のご主人が中を撮影してってよ!というのでちょっとだけ撮影した。てっきりその流れで何か食べて行けって呼び込みされるのかと思ったらあっさりバイバイ。ただ純粋に観光客に撮影させてくれただけみたい。

魚コーナーではタコが売られてた。ポルトガルに旅行した時にタコを食べるのは日本人とポルトガル人だけだ、みたいなことを聞いた気がするんだけど、だいたいどこの国でも食べてますね。なんだったんだろその話は。

中央市場の魚コーナー
中央市場の魚コーナー

市場を出て、パン屋でチーズとかベーコンが入ったでっかいパイを買って食べながらさらに15分くらい歩いて、13時頃に国立考古学博物館に到着!

国立考古学博物館

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国立考古学博物館
国立考古学博物館
考古学には日頃はそんなに興味ないけど、僕の中のギリシャのイメージは「遺跡」なので、アクロポリスと並んでこの国立考古学博物館だけは見逃せないと思ってました。 ということでアテネに着くやいなや真っ先にやって来ました。

地球の歩き方によると、世界を見渡してもこれだけ充実した考古学博物館は少ないらしく、むちゃくちゃ広いです。最初の方はじっくり見てたけど、長時間のフライトの疲れが出て来て、壷が大量展示されている2階はかなりさらーっと流してしまった。
まあ後半流したと言っても2時間近くいましたが。

すごく疲れたという印象も強いけど、考古学博物館というのは美術館よりも気楽に楽しめるものですね。芸術的な作品ももちろんたくさんおいてあるんだけど、僕が良いなと思ったのは冗談みたいな愛嬌のあるデザインのものがたくさんあったこと。

ヨーロッパを旅すると美術館にはよく行きます。本やテレビでよく見るような有名な絵画や彫刻を見て感動するのも良いんだけど、そういう高尚な作品じゃなくて、古代のフツーの人達の生活が垣間見える作品というのは、作品の意味とかを考えるまでもなく単純に面白いとかキレイとか感じられるのがイイな。

意味とか背景とかはよく分からなかったけど、可愛らしい展示物が多かったのでご紹介しましょう。

アガメムノンのマスクの裏に展示されてるマスク
アガメムノンのマスクの裏に展示されてる愛嬌のあるマスク

とぼけた表情の焼き物
とぼけた表情の焼き物

飲んだくれのブタ?
飲んだくれのブタ?

ついでに博物館の入口の絵もかわいい
ついでに博物館の入口の絵もかわいい

そんな感じで1階と2階を回って、残りあともう少しというところで体力の限界が訪れたので、地下1階にあるカフェで一休み。
気持ちのいい中庭でグリークコーヒーなるものを注文。普通のコーヒーが3ユーロくらいするのに、このグリークコーヒーは1.6ユーロ。安いというのもあったけど、せっかくギリシャに来たんだからギリシャのコーヒーというのに挑戦。
まあ、挑戦と言ってもコーヒーだからね。多少味が変わっていたとしても大失敗ということはないでしょう。と、思って飲むと・・・大失敗!
ちょーマズい。何て言えば良いんだろ。簡単に言うと苦い。
いや普通のコーヒーも苦いわけだけど、種類が違う。薬膳というイメージかな。漢方コーヒーというものがあるとしたらこういう味かもしれない。
そんな感じ。

この後、旅行中に何回もカフェやレストランでグリークコーヒーの文字を見たけども、ついにこの後は一度も注文しなかった。だからグリークコーヒーというものが全般的にマズいのか、国立考古学博物館のカフェのグリークコーヒーだけがマズいのか分からなかったけど、とにかくショッキングだった。
まあ、良い経験できたかな。

グリークコーヒー
驚愕のグリークコーヒー

カフェで休憩して、石像の展示物をどどどっと見て、閉館時間の15時になった。
アテネの冬は観光閑散期なので、どこも閉館が早いです。
地球の歩き方には19時とか20時までオープンと書いてあっても、冬は15時くらいで閉まってしまう観光スポットが多いので要注意です。

ポセイドン!もちろんこういう芸術系もあります
ポセイドン!もちろんこういう芸術系もあります

リンク
ギリシャ文化庁のサイト

ぷらぷらプラカ地区

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いや、お寒いタイトルですみません。
なんとなく書いちゃいました。

国立考古学博物館を出てから最寄りのオモニア駅から地下鉄でシンタグマ広場へ。
アテネの地下鉄は何回か乗りましたが、非常に治安は良さそうな感じです。
バルセロナやローマのような緊迫感はありません。バルセロナとかよりも混雑していないせいもあるかもしれないです。どんなテクニシャンのスリでも半径1m以内に近寄ってこれなければ財布をスリようがないですよね。
と言っても外国は外国なので、油断はしないようにしましょう。

アテネの地下鉄は治安良さげ
アテネの地下鉄は治安良さげ

シンタグマの駅を出ると、どでかいクリスマスツリーが迎えてくれます。
日本は25日を過ぎるとすっかりお正月モードに入りますが、ヨーロッパでは正月=クリスマスなんじゃないかと思うくらいいつまでもクリスマス気分が抜けません。
シンタグマ広場のクリスマスツリー
シンタグマ広場のクリスマスツリー

シンタグマ広場を抜けて、プラカ地区をプラプラ・・・。プラカ地区というのは特別保存地域になっていて古い街並が残っている地区。観光客が集まるスポットで、この辺のレストランの客引きはだいたい日本語で声をかけてくる。
「チョット、チョット。オイシイ。マチガイナイ。タコ、サカナ、エビ・・・」
こんな感じ。
雰囲気も結構良さそうなのに、店の看板に「プラカ」とかカタカナが書いてあって、日本語で話しかけられると、なんだか胡散臭いと思っちゃうのは何故だろう・・・。露骨に観光客向けって感じがするからかな。
観光客向けでも美味しいところはあるけど、イマイチのところが多いからなあ。
とかなんとか思っているにもかかわらず、この日の夜のレストラン選びは失敗しましたが・・・。

この辺はお土産屋さんも多いのですが、お土産屋も大抵日本語で話しかけてきます。中国や韓国の旅行者もよく見かけるけど、あの人達はみんな日本人と間違われて日本語で話しかけられているんじゃないだろうか?
だって、一度も「ニーハオ」とか「アニョハセヨー」なんて声をかけられたことないよ。今は日本人の旅行者のほうが多いからなんだろうけど、これからの経済の勢いからすると中国や韓国の旅行者が増えていくと思う。
そうすると、そのうち「ニーハオ」って声をかけられるようになるんじゃないだろうか。で、「いや日本人なんですよ」とか言うと「あら珍しい」なんて言われちゃったりして。

そんなことを考えながらぷらぷら(しつこいか)してると、とっても魅力的なお店が現れた。何のお店かよく分からないけど凄くキレイ。

プラカ地区のBRETTOS
プラカ地区のBRETTOS

なんのお店かよく分からんけど、キレイなのでとにかく入ってみたい。ちょっと覗いてみると、お客さんは何か飲んでる。カフェ?にしてはアルコールな雰囲気がプンプンだ。お酒は僕はほとんど飲めない。お酒の店だったらNGかな・・。でも入口の右上に掛かっている看板を見ると
「タベルナ」
とある。ちょっと小腹も空いたから、小皿料理とコーヒーでも飲めるかな?とにかく入っちゃえ!僕にとっては珍しい行動です。それくらい魅力的に見えるんですよ。このお店。
名前はBRETTOS。完全なる酒屋さんでした(笑)。後で知ったけど地球の歩き方にも載っていて約100年続いている老舗らしい。入口にあったタベルナの看板はこのお店の地下にあるお店の看板だった・・・。
カウンターのおばちゃんが笑顔で席に通してくれて、お店の紹介をしてくれた。
僕たちが幼く見えたせいか、お酒のお店ですよ大丈夫?的な紹介だった。
英語のメニューを見せてくれて、お酒の説明をしてくれる。
酒に弱い僕は飲みたい酒なんてちっとも無かったので、オススメを聞いてみた。
「んー、どんなのが飲みたいかにもよるけど・・・」
って笑いながら考えてくれて、ウゾを勧めてくれた。
ウゾはワインを造った後のブドウの搾りかすで造ったギリシャのお酒。みえみえの観光客だったから特産品を勧めてくれたんでしょう。
もちろん、じゃあそれをお願い。
味のある樽から注いでくれた。

奥さんはそこそこ飲めるので、あれこれおばちゃんに相談して
Maraskinoというお酒を注文。
メモしておいたメニューの説明によると
from the mastic tree of chios island
とあります。
マスティックの樹というのはギリシャのエーゲ海に浮かぶヒオス島にだけ群生する樹のようです。だからどうなのかよく分かりませんが、ともあれつまりはこれもギリシャ特産のお酒だったようですね。

二つとも面白い味で美味しいと言えば美味しい。そしてもの凄く強い。喉が焼けるかと思った。ほとんど飲めない僕の代わりに奥さんがほとんど飲んでくれました。

店内の雰囲気もクール
店内の雰囲気もクール

鮮やかでキレイでしょ。思わず誘われます
鮮やかでキレイでしょ。思わず誘われます

一体何の為に入ったんだって感じだけど、入って良かったな。お洒落な雰囲気を楽しめたし。
そしておばちゃんにギリシャ語をひとつ教えてもらいました。
それは「ヤーマス!」
意味は「乾杯!」です。

アテネ初日の夕食は・・

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初日の夕食は疲れきっていて良さそうなお店を探し歩く元気が残ってなかったので、地球の歩き方に頼りました。
泊まっているホテルからそんなに遠くないところのお店を目指して歩く。
入り組んだプラカ地区にあるそのお店はなかなか見つけられなかった。でもその周辺にはタベルナがたくさんあって、客引きが片言の日本語で誘ってくる。
目的のお店を探してウロウロする元気もあんまりなかったから、誘ってくるお店に適当に入ることにした。
中には生演奏を聞きながら食事できる良さげなお店もあったんだけど、僕らが選んだお店はSCHOLARHIOというお店。

店の前のメニューを眺めているとおやっさんが話しかけて来た。
「ウチはちょっと変わったスタイルだよ。二人だったら18皿の中から好きな皿を5つ選べて、一人14ユーロ。ソフトドリンクとデザートが付くよ!トラディショナルなギリシャ料理ばっかり」
僕も妻もこのお店は地球の歩き方で知っていた。歩き方を読んだ時は、いかにも観光客向けのお店っぽかったから絶対避けようと思ってた。
ところが、やっぱり疲れていたんでしょうね。メニューを読まずに18皿のなかから好きなものを選ぶスタイルというのが非常に楽チンに感じたし、お店の雰囲気もそこそこな気がしたので入ってしまいました。
・・・今思うと本当に「入ってしまいました」という言葉がしっくりくる。

席に着いて1分もしないうちに料理が盛りつけられたお皿をたくさん持ったウエイターがやって来た。どうやらここから選ぶらしい。どう考えても作り置き。湯気が立っているものはたまたま出来上がったばかりの料理なんだろう。それ以外は冷めた感じがする。それでもたくさんある料理の中から食べたいものを選ぶわけだから、とんでもないことにはならなかったけど、どれもあんまり美味しくなかったな。

作り置きのギリシャ料理
作り置きのギリシャ料理

じゃがいも好きの僕はとにかくムサカ(じゃがいもを使ったラザニアみたいな料理)が食べたかったんだけど、ムサカは今日はもう終わりだと言う。まだ19時なのに名物料理が終わり?別に特別な食材使ってるとは思えないけど。仕方ないので見た目が似ていたスピナッチパイを選ぶ。これがまず失敗。これがムサカの替わりかと思うとなおさら残念だった。
「カキフライが無いなら来なかった」という本(読んだこと無いけど)がありますが、まさに「ムサカが無いなら来なかった」という感じだ。

次にグリークサラダ。オリーブなんかが入ったサラダの上にでっかいフェタチーズ(羊の乳のチーズ)がどかんと乗っかったサラダ。これもフェタチーズが強烈であまり美味しくない。

あとはミートボール。これは美味しかった。だけども作り置きのせいかやや冷めているのが非常に残念。

ナスの唐揚げ、カラマリ(イカの唐揚げ)は最初の2,3個は美味しいんだけど、油がきつくてそれ以上はなかなか箸(いやフォーク)が進まない。

単純にボリュームも多いというのもあるんだけど、脂っこかったりあんまり美味しくなかったりでけっこう残してしまった。
ということで、デザートを待たずにオイトマしてしまいました。

いやー、敗因は疲れによる判断力の低下だな。二人ともホテルで冷静にお店選びをしていた時はこのお店を外していたのに・・・。

ということでですね。
これからアテネに旅行しようとしている方には、このお店はあんまりオススメできないですね。申し訳ないけど。

SCHOLARHIOのサイト

ASTOR HOTEL ATHENS

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朝食はアクロポリスを眺めながら
朝食はアクロポリスを眺めながら
アテネ1泊目のASTOR HOTEL ATHENSは一応4ツ星の高級ホテルということですが、シンタグマ広場から徒歩2分という立地条件以外は、まあ普通といった感じのホテルです。 部屋の広さ、清潔感、部屋からの眺望、オシャレ度も可も不可も無く。

だけども一つ強烈なウリがあります。
それは朝食バイキング会場からの眺め。

最上階にあるレストランからはあのアクロポリスがばっちり見えます。
アクロポリスはフィレンツェのドゥオモみたいに、街を歩いているとちょいちょい見えるのかと思ったけど、ちっともお目にかかれません。プラカ地区を歩いている時にちらっと丘の上の壁が見えた程度。
ここのホテルで朝食を食べる時に初めてちゃんとアクロポリスを見ることが出来たので、結構感動しましたね。まだ7時前だったからライトアップされていてとてもキレイ。
アクロポリスを見てギリシャに来たんだなっていう実感が沸きました(いまさら)。

ちなみに朝食は眺望だけじゃなく、味もかなりイケてました。
種類も豊富でサジキとかドルマーデスなどのギリシャ料理も食べられます。
ということで、朝食がウリのASTOR HOTEL ATHENSでした。

リンク
ASTOR HOTEL ATHENSのサイト

メテオラへの切符

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メテオラ行きのチケット
メテオラ行きの切符
アテネからメテオラの最寄りの街カランパカへ行く方法は電車か長距離バスが一般的。電車は直通の電車は朝の8時21分アテネ発の1本だけ。 僕たちメテオラに移動する日は、サントリーニ島から朝の飛行機でアテネに戻って、それからメテオラに移動する予定だったので、この直通電車には間に合わない。ということで、バスにしようと考えてました。

バスの時刻表を確認する為に、ツーリストインフォーメーションで時刻表をもらおうとしたら、
「金曜(僕らがメテオラに移動する日)はバスはお休みだよ」
・・・金曜日は元日だったのです。もしかしたらそんな事もあるかもしれないとは思ってはいたけど、本当に休みだと聞くとショッキング。
事務所のおじちゃん曰く、電車なら運行してるけど移動する人が多いから満席かもよ。
明日の朝8時から国鉄の事務所が開いているから行ってみなさいとのこと。

ということで、旅行2日目の朝は朝食を7時過ぎに済ませて、国鉄事務所に向かいました。(たまたまホテルから徒歩5分くらいのところでした)

電車で行くなら直通電車は無理だから、途中のパレオファルサロス駅で乗り換える方法しか無い。旅行前にネットで調べた情報だと、アテネ10時51分発に乗ればカランパカに15時31分に着くけど、その次の電車だと20時過ぎにカランパカに着く乗り継ぎパターンしか無い。アテネの空港に着くのは9時20分の予定。そこからラリッサ駅まで1時間30分で行けるか?不安だったけど、とりあえずその電車を押さえて、乗り遅れたら次の電車を買い直すことにした。

8時ちょうどに事務所が開いて、僕たちは待ち札3番目。最初は窓口が一つしかあいていなかったので、なかなか順番が回ってこない。
実はこの日は11時の飛行機でサントリーニに向かうので8時34分にシンタグマを出発する空港直通の地下鉄に乗る予定だった。シンタグマ駅もホテルもここからすぐ近くとはいえ、切符を買ってからホテルをチェックアウトしてたんじゃ間に合いそうも無い。
ということで、奥さんは先にホテルに戻ってもらいチェックアウトしておいてもらうことにした。

奥さんがホテルに向かってからほどなくして僕の番が回ってきた。
もしかしたら事前に調べた情報と違うこともあるかもしれないから、カランパカ行きの時刻表を確認したいと窓口のおっちゃんに言うと、おっちゃんは即座にチケットを発券し始めた。
「いやいや時刻表を見たいんだけど・・」
「ちょっと待ってろ」
チケットが発券されました。見るとやっぱり8時21分発の直通電車のチケット。観光客はだいたいこの電車で行くのでしょう。でもこれには僕は乗れないんですよ。
もう時刻表を見せろとかやり取りしてる暇はない。
「この電車には間に合わないから、10時51分の電車にしてくれ」
と言いながら予め紙に書いておいた時刻表を見せると
「この電車は無い」
と言い放った。
え?マジ?正月だから運休か?じゃあ次の電車(20時過ぎに着く電車)は?
「ない!ない!プロブレム!」
と言って、僕の紙に書いてある電車の時刻全てにでっかくバッテンをつけた。
・・・こりゃあいよいよメテオラ行きを諦めなきゃならんか?
その刹那、隣の窓口に座った女性係員がなにやらおっちゃんに話しかけた。
言い返すおっちゃん。何回かやり取りがあった後、おっちゃんがしぶしぶ
「しばらくしたらそこの窓口で聞いてみろ」
と顎でしゃくってざっくり隣の方をさした。
「そこ」ってどこよ。とにかくこのおっちゃんはダメだ。女性係員とのやり取りはさっぱり分からんかったが、どこの国にもいる職場のガンコ親父なんだろう。

しばらく待っていると別の窓口が開いたので聞いてみた。
するとあっさりOK。10時51分発の切符が買えました。
さっきまでのやり取りはなんだったんだ。プロブレムとかでっかいバッテンとか。

とにかく買えて良かった。
チケットは往復で23.4ユーロ。片道だと14.6ユーロなんだけど往復だと2割引きになります。だけども行きはパレオファルサロスまではIC(インターシティという特急)なので追加料金が9.7ユーロ。日本円でだいたい往復4,300円。片道4時間以上かかる長距離なのに激安だなあ。

切符を買えた時点で空港行きの電車の出発まであと15分。
ダッシュでホテルに向かうと奥さんがチェックアウトを済ませて待ってくれていた。
そのままトランクを受取ってシンタグマ駅へダッシュ。
無事空港行き電車にも間に合いました。やれやれ。

蛇足ですがパレオファルサロスはギリシャ文字で
「ΠΑΛΑΙΟΦΑΡΖΣΑΛΟΣ」
と書きます。さっぱりちんぷんかんぷんです。
ぱっと見では「ナアアイオファプザオス」とか読んじゃいそうです。
微妙にローマ字に似ているからさらにややこしいです。
なにしろ「P」はローマ字の「R」だったりするわけです。
でもそのややこしさが旅の面白さだったりもします。

国鉄事務所の窓口のおっちゃんも日常生活だと腹立たしい限りですが、旅だと良い思い出です。

MILL HOUSES HOTEL SANTORINI

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HOTELからエーゲ海を望む
HOTELからエーゲ海を望む
僕たちの旅の基本スタイルは多くの場所に行くよりも、できるだけ1ヶ所に長く留まるスタイルです。ローマ、バルセロナ、フィレンツェには5,6日滞在しました(まあそれでも足りないけど)。 今回のギリシャ旅行も最初はアテネとメテオラにしか行かないつもりでした。 ところが、地球の歩き方を買って読んでいると、エーゲ海の島々の白壁の家とか青い屋根の教会がとても魅力的に思えて来ました。やっぱりエーゲ海の島々に行っておかなければ・・という気持ちになってきて急遽サントリーニ島へのフライトを予約。 結局アテネ1泊、サントリーニ2泊、カランパカ(メテオラ)2泊、アテネ1泊という慌ただしいスケジュールになってしまいました。

だけども!慌ただしいスケジュールになってでも行く価値があります。このサントリーニ島。シーズンオフでほとんどのお店やレストランが閉まっていて寂しい感じだったけど、逆にのんびりできて最高でした!

サントリーニに満足できた大きな理由の一つは滞在したホテルのMILL HOUSESの雰囲気。これは今までの海外旅行で1,2を争う満足度の高いホテルだったな。

12時過ぎにサントリーニの空港に着いて飛行機を降りると、かなり日差しが強くて暑い。冬か夏かと言われれば夏。
滞在している間の日中の気温は23,4度でした。
荷物を受取ってロビーに出るとMILL HOUSES HOTELのプラカードを持ったお兄ちゃんが待っていてくれた。
お出迎え?凄い。何故この便で来ることが分かったんだろう?と不思議に思いながらも車に乗せてもらいました。車中でお兄ちゃんが
「予約してるよね?」と聞くのでプリントアウトしておいた予約書を見せる。
ああ、オーケーという仕草をして、車は中心地のフィラを抜けて空港から15分くらいでホテル近くの駐車場に着いた。

ホテルはフィラから10分くらい歩いた隣町のフィロステファニにあります。大きな通りから細い路地をくねくね進むと崖の向こうに青いエーゲ海が見えた!
白壁の家々と青いエーゲ海。おお、イメージ通りなんだけど、想像を遥かに超える感動。すっごくロマンチック。これは新婚旅行にオススメの場所です。

路地を2,3分歩いてホテルに到着。小さな受付に入るとお兄ちゃんが再び
「予約したか?」
と聞いてきた。
いやだから、さっき見せたでしょ?って思っていたらどうやら、送迎の予約をしたかと聞いていたらしい。
・・・ゴメンナサイ。全く予約してませんでした。
お兄ちゃんは、やっちまったという顔をして
「もう一回空港行かなきゃ」と言って急いで車に戻って行きました。
んー、お兄さんにも空港で待ちぼうけをくらってるであろう送迎を予約した宿泊客にも悪いことしたなあ。
空港へ戻って行ったお兄さんの代わりに、クリスチアーノ・ロナウド似のお兄さんがやって来て部屋に案内してくれた。

エーゲ海や白壁の家が並ぶ景色に充分感激してたけど、部屋に入るとまた感動。伝統的なキクラデス建築らしいんだけど、崖に穴を掘って造ったような曲線の部屋。荒っぽくもありお洒落でもあり。ロフトやキッチンもあってすごく広い。いやー、これだけでサントリーニに来た甲斐があったってもんだ。

サントリーニにはこういうロマンチックなホテルが他にもたくさんありそうです。僕もホテル選びは随分悩んだけど、エーゲ海に面しているホテルを選べばかなり感動できると思いますよ。

お洒落で広い部屋
お洒落で広い部屋
寝室
寝室
バスルーム
バスルーム

MILL HOUSES HOTELのサイト

サントリーニ島散策

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ホテルに荷物を置いてちょっと休んでから早速サントリーニの街に出てみました。
細い路地を歩き始めると向こうからロバの行列がやって来た。
ハイシーズンだとロバは港から街まで観光客を乗せるロバタクシーとして活躍するらしいんだけど、閑散期の今は建設現場まで砂を運ぶ仕事をしてました。

ロバが通り過ぎるのを待ちます
ロバが通り過ぎるのを待ちます

ホテルがあるフィロステファニの街から中心地フィラまでは歩いて10〜15分程度。
フィラまでは特に何があるという訳でもないんだけど、街並がとにかくロマンチックで歩いてるだけで楽しい。フィラのメインストリートはほとんどのお店がクローズしていたけど、かろうじて営業していた、立ち食いピタ屋でランチ。
薄くそぎ落とした肉(ギロ)とポテトや野菜をピタで包んだ「ギロ・ピタ」を食べました。ジュースをつけて10ユーロちょっと。ギリシャ版ファーストフードです。味もボリュームも満足。
ギリシャのファーストフード
ギリシャのファーストフード

Firaの街並
Firaの街並

お腹が満たされたところで本格的に観光!・・と言ってもとにかくシーズンオフなもんだから、ボルケーノツアーとかワインセラーめぐりとか観光っぽいことはほとんどできません。ということでのんびりぶらぶら路地を歩いてみることに。フィラから一旦フィロステファニに戻って北側の隣街イメロビグリを探索。

フィラ、フィロステファニ、イメロビグリを歩いてみて分かったけど、ガイドブックや写真集で見るような青い屋根のギリシャ正教の教会がいたる所に溢れてます。白い壁と青い屋根の教会はとても絵になります。何故かどこも閉まっていて中には入れなかったのが残念だったけど、エーゲ海と青い屋根の教会を見てるだけでこの島に来て良かったなーって思います。

エーゲ海と青い屋根の教会
エーゲ海と青い屋根の教会

白いイメロビグリの街
白いイメロビグリの街

サントリーニ島で教会と同じくらい多いのが犬です。
野良犬なのか飼い犬なのか分からないけど、犬がよくうろうろしてます。
みんなすごくおとなしくて、人懐っこい。
イメロビグリを歩いていると、3匹の犬を連れたおじいちゃんと出会った。
ヤーサス(こんにちは)って挨拶を交わしてすれ違うと、3匹のうち1匹の犬が僕たちに付いて来た。おじいちゃんがやれやれといった顔をして
「プルート、こっちおいで」
と呼びかける。どうやらこのワンちゃんのお名前はプルートらしい。
僕らも笑いながら
「プルート、おじいちゃんが呼んでるよ」
って話しかけたけど、プルートは僕たちに付いてくる。なんでここまで人懐っこいんだ。飼い主がいるというのに知らない人について来ちゃうなんて。
何度かプルートに呼びかけたけど、なかなか戻らないのでなんとおじいちゃんはプルートをほったらかして行ってしまった・・・。

多分サントリーニの人達はこんな感じであんまり犬を縛りつけないんだろうなあ。だから街に犬が溢れてるんじゃないかな。まあ「溢れてる」っていうほど多くはないけど。日本の猫みたいな飼い方なのかもしれない。ほったらかしにしても適当に戻ってくるんだろうな。
ちなみにプルートもしばらく僕らと一緒に歩いてたけど、いつの間にかいなくなっていたから多分おじいちゃんのところに戻ったんでしょう。

そんな感じでプラプラ散歩していると日が暮れて来たので、ホテルに戻りました。

ドラマチックロマンチック
ドラマチックロマンチック

サントリーニ島の夕日

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ホテルから眺めた夕日
ホテルから眺めた夕日
サントリーニ島は夕陽の美しさで有名です。 アトランティス伝説のエーゲ海に沈む夕日。ほんとロマンチックですなあ。

島の北部にあるイアという街から眺める夕日が有名だけど、今日は細い路地の階段を行ったり来たりして結構疲れていたのでホテルのベランダから眺めました。
17時前にベンチに座ってぼーっと海を眺めていると、だんだん日が沈んで来た。
ふと、周りの街並を眺めると白い壁が夕日を受けて徐々にオレンジに染まっていく。

奥さんが部屋のキッチンで入れてくれた暖かいお茶を飲みながら、エーゲ海を眺める。
いやあ凄い贅沢ですね。
僕は家も車も持ってないし、ちっとも欲しいと思わない。こういう体験にお金を使いたいって思います。何かのCMで言ってたけどモノより思い出です。

夕日に染まるサントリーニ島
夕日に染まるサントリーニ島

夕日が沈む最後の5,6分はホントにキレイだった。空も海も島も人もみんなオレンジになっちゃったみたい。昼間の白と青のサントリーニとはまた違う表情のロマンチック。地球って凄いなあ。人って凄いなあ。
あたり一面が真っ赤に染まる
あたり一面が真っ赤に染まる

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管理人

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